ウイルソントレイル１，２コース

　⑬ウイルソントレイル１，２コース（１０ＫＭ）　赤柱峡道から孖崗山、紫羅蘭山、渣甸山、畢拿山四つの山を越え太古の街への道

　　２００２年６月１５日（土）端午節に、香港島にあるウイルソントレイル１，２コースを歩きました。　

　　スタートは赤柱峡道（スタンレーギャップロード）沿いの入り口。そこからご覧の様に階段を一気に上がり、
　　まずは一つ目の山である孖崗山（Ｔｈｅ　Twins）＝通称双子山（関取みたい）に登ります。　

　途中で赤柱方面を振り返ると、こんなにきれいな眺め。香港というより西洋風な建築物が多いところです。
　海では今日は、端午節祝日ということで、年一度のドラゴンボート大会が開かれていました。（端午節・ドラゴンボートについては、
　ＨＰ上の「ＬＩＦＥ」のページをご覧下さい。

厳しい登りの孖崗山を越えると眼前に本日二つ目の山、紫羅蘭山（Ｖｉｏｌｅｔ　Hill）が現れる。反対方向から外人さんウォーカーが。
こういうふうに、よく出会うのが大抵外人さんです。途中に「レパルスベイ」の海岸を左手に見ながら、頂上めざしてGO！！！

　　　　　　　　　　
孖崗山を振り返ると「お～っ！」この一直線の道にはただただ驚きの声！　紫羅蘭山を越えるとまた「お～っ」香港のビル群が見える。

　歩くこと１時間５０分（約４．５ＫＭ）でコース１は終了。すぐにコース２に入る。約２０分で渣甸山（ジャーディーン山）頂上へ。
　頂上からの眺めは、これがまたＧＯＯＤ。ビクトリア湾を挟んで、手前が香港島、向こうが九龍半島。

　　　　上の写真は、最後の山、畢拿山（マウントバトラー）からの眺め。左/渣甸山。中/頂上から。右／下りながらの眺め。

　　下りの途中で戦時遺跡と出会う。これは、戦時中日本軍から逃れようとする避難民が使えるように造った釜戸らしい。
　　しかし、実際には、使われることはなかったそうです。下り終えると、２のゴール太古（タイクー）へ。
　　　ここから、３コースへは、ＭＴＲ（地下鉄）で九龍半島へ移動するという、なんとも不思議なトレイルコースです。
　　　以上、狭い香港島の中なのに４つの山を縦走するというやや健脚向きな３時間３０分のコースでした。